武庫之荘向上委員会・よみがえれ駅前噴水プロジェクト代表 柴田茂俊さんインタビュー


IMG_2863

阪急武庫之荘駅の南側にそびえ立つカラフルなゴンドラ型の噴水は、武庫之荘のシンボルとして地元の人々に親しまれてきました。

しかし、建てられて45年の月日が経った今、タイルがはがれ、水もきれいなシャワーのように出なくなっています。

そこで地域住民のちからで噴水の修復費を集めて噴水をきれいによみがえらせようと、来たる8月27日(土)にチャリティイベント「武庫之荘駅前噴水 ゴンドラ祭」が開催されます。

このゴンドラ祭を主催する「武庫之荘向上委員会」および「よみがえれ駅前噴水プロジェクト」代表を務める柴田茂俊さんにお話を伺いました。

(聞き手:ライター 山崎恵里  撮影:株式会社マインドアイ 椋本庄治)

DSC00643

【プロフィール】

柴田茂俊(しばたしげとし)
尼崎市在住。阪急武庫之荘駅北口から徒歩3分のフォークバー「SOUND ZERO」オーナー。武庫之荘向上委員会・よみがえれ駅前噴水プロジェクト代表。
◎武庫之荘向上委員会ホームページ http://mukoic.com/
◎ゴンドラ祭Facebookページ https://www.facebook.com/events/610629869099735/
◎武庫之荘向上委員会ボランティア隊Facebookページ https://www.facebook.com/gomiwohiroude/
◎フォークバー「SOUND ZERO」ホームページ http://music.geocities.jp/soundzerock/

DSC00651

DSC00619

<武庫之荘駅前ゴンドラ噴水とは?>

武庫之荘ゆかりの世界的画家・中村百合子さん(1932~2000)のスケッチを元に45年前に制作された噴水。スペインの広場で見たゴンドラをイメージしたのだとか。

<イベント情報>

チャリティイベント「武庫之荘駅前噴水 ゴンドラ祭」
◎日時:2016年8月27日(土)11:00~16:00 雨天中止
◎会場:阪急武庫之荘駅南側
◎主催:武庫之荘向上委員会
ステージ、ゲーム、地元フードが楽しめます。お子様も連れてぜひ遊びにお越しください!当日の売上や皆様からの寄付は、噴水のゴンドラやタイルの修復費用として使用いたします。
駅前噴水修復基金の問い合わせは、武庫之荘向上委員会090-7753-6937(柴田さん)まで。

「武庫之荘駅前清掃ボランティア」も随時募集中!

毎週土曜日朝8時から、阪急武庫之荘駅南側周辺にて有志でゴミ拾い活動を行っています(通常は8時20分頃まで。花を植える等の作業時は9時頃まで)。

地域のために何かしたい!人とつながりたい!とご興味のある方は、ゴミ袋とゴミを挟む道具を持参の上、土曜の朝8時に直接現地へお越しください。ゴンドラ噴水の絵が描かれた真っ赤なベストをお貸しします。事前連絡は不要。問い合わせは武庫之荘向上委員会090-7753-6937(柴田さん)まで。

毎週土曜朝8時から、武庫之荘駅前で清掃ボランティア活動

DSC00648

山崎:武庫之荘向上委員会の活動について教えてください。

柴田:武庫之荘向上委員会は、以前に70店舗ほどの飲食店を集めて「武庫之荘バル」を開催していました。でも3年間終えてみて、バルだけでは地域のお客さんとつながりにくいと実感したんです。

もっと地域の人たちとつながる方法としてボランティアをしようと考えて、誰でもできる掃除を始めることにしました。一般の人が動きやすい土曜日の朝8時から自由参加ということにして。3年間やっていますけれども、土曜日は雨がほとんど降りませんね。不思議なことに掃除の間は雨が止んでいるんです。

山崎:きっと良いことをしているからなんでしょうね。

柴田:やれということなんでしょうね(笑)。参加は強制でなく自由ですし、点呼も取りません。私自身、夜中3時に店を閉めて土曜の朝8時からの掃除は結構しんどいんですが、地域のためを思えばさほど苦にはなりません。最初は3人で始めたのが、今では一般の方も含めて30人くらいに増えています。

山崎:土曜の朝8時からどれくらいの間掃除するんですか?

柴田:今は人がたくさんいますから、駅周辺をバーッと散らばってやっていたら、8時20分には終わりますね。

武庫之荘駅から半径200~300メートルの範囲で清掃していますが、南へ下っていく人もいれば、公園まわりのゴミを取る人もいれば、自宅からゴミを拾い歩きながら駅をゴールにする人もいたりとさまざまですね。

山崎:掃除をする中で、武庫之荘駅前のゴンドラ噴水の汚れに気づかれたのですね。

柴田:噴水自体は尼崎市のものなのですが、まわりの花壇のところに丸いフラワーポットがあって、このポットが汚くなっていたので、市に許可をもらって我々でペンキを塗り替えて、中にパンジーを植えました。

花壇は市を手伝うという形で、年2回チューリップとキバナコスモスの球根を市から提供いただき、我々で植えています。夏は草むしりがメインになりますね。

山崎:噴水は今も出ているのですか?

柴田:今も1日3、4回出てはいますが、水の出方が不細工なんです。本来はシャワーのようにきれいに水が流れてないといけないのに、欠けているところからダーッと出るから、水が当たっているところのタイルがはがれているんです。だから噴水がきれいになれば、ゴミを捨てる人もいなくなると思います。汚いからみんなゴミを捨てていくんですよね。

DSC00637

駅前噴水の修復費用を集めるため「ゴンドラ祭」を開催

DSC00632

山崎:今回「武庫之荘駅前噴水 ゴンドラ祭」開催に至った経緯を教えてください。

柴田:最初の3年はバルを中心に、そしてこの3年は清掃活動をずっとしてきましたが、形に残すことがしたいと思うようになって。

それで、噴水をきれいに修理するお金を集めるために「よみがえれ駅前噴水プロジェクト」を立ち上げて、「ゴンドラ祭」を行うことにしました。

山崎:一般の方からも募金を集めますか?

柴田:はい、当日集まった募金と売上を修復費用に充てます。今、募金箱を27店舗に置いているのと、3店舗から協賛いただいています。

山崎:噴水の修復はいくらかかるのですか?

柴田:300万円ですね。今回開催する「ゴンドラ祭」で集まらなければ、目標額に届くまでこういった形態で募金活動を続けていきます。

山崎:噴水がきれいに復活したら何か予定していることはありますか?

柴田:いや、もうきれいになれば十分です。でも花を植えてからは、既に近所の会社の人たちが噴水のところで休憩するようになったり、土日には家族連れが来るようになりましたね。それまでは誰も寄らなかったですから。

山崎:噴水が近い将来きれいによみがえると良いですね。当日ゴンドラ祭はどのような内容になりますか?

柴田:各店舗から提供いただいたフードをつまみながら、縁日やミュージシャンによるステージも楽しめます。オリジナルのトートバッグや缶バッジも販売します。毎週土曜の清掃活動に加えてゴンドラ祭を通して、今後も地域の皆さんと身近に触れ合える機会がもっと増えたらと思っています。

山崎:今回初めての「ゴンドラ祭」ですが、今後はどういう形で展開したいですか?

柴田:噴水の横にある駐輪場の屋上は広場になっていて、7つの村からできたという武庫之荘のシンボルをかたどったオブジェが建っています。

この広場は噴水の倍くらい広くて、お年寄りも上りやすいゆるい階段になっていますが、今は防犯上の理由で閉鎖されているんです。

広場が借りられれば、もっといろんなことができると思います。夏はビアホールとか。また、今は私が「よみがえれ駅前噴水プロジェクト」の代表をしていますが、若い年代の店主にやってもらったらもっと盛り上がるでしょうね。

1つの店だけでなく、多くの店が地元のお客さんでにぎわうことが、武庫之荘の街全体の活気に結び付きますから。

DSC00622


このエントリーをはてなブックマークに追加